親父の鉄板

今月初めに親父が亡くなった。

昨年からガンを患っていたようだが病院嫌いで

特段治療をすることなく放置していたようだ。

自覚症状が出た頃には手遅れで2か月弱の入院生活だった。

酒、タバコ、女、働かないと4拍子揃ったダメ親父で

幼少のころからおおよそ父親らしいことをしてもらった記憶がなく、

まるで尊敬するところなど皆無な人間で私は小さいころから

『こんな大人にはならない』と思って生きてきた。

完全に反面教師として見ていた。

そんな親父だが溶接工としての腕は確かだったようで、私が結婚した頃、

手製の鉄板を作ってくれた。

ちょうどイワタニのマーベラスにフィットする大きさでフチの段差部分の仕上げ

もしっかりしており、25年以上焼肉をはじめお好み焼き、焼きそばなど、

アウトドア、インドア双方で重宝してきた。

親父の事は全く認めていなかったが、

この鉄板の出来だけは素晴らしいと認めていた。

これから先、この鉄板で作った料理を食べるとき、鉄板ならではの旨さを感じる

とともに、好きではなかった親父の事も少しは思い出すことになるだろう。

うまく築けなかった親子関係という苦い思い出として。。。

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旬の魚を求めるルアーフィッシングの釣行記をメインにタックル及びアウトドア用品のインプレや旅の記録を綴っていきます。