3か月ぶりの投稿。
8月末の木曽ヤマト釣行にて滑落により右手首を骨折してしまい、
手術を経て現在、リハビリ中です。
当然、釣りにも行っておらず休日は暇を持て余しております。
最近、ようやくキーボードを打つのが辛くなくなってきたのもあり、
骨折時の状況を書き留めておこうと思います。
その日は、前回の釣行よりさらに高度を上げたエリアに入りました。
岩盤と大岩が連なる厳しい渓相。
あまり釣り人も入っていない様子で入渓最初のポイントで早速チェイス。
2投目で早くも口を使ってくれました。
ヤマト系の美しいイワナ。
『もう釣られるなよ』 余裕のリリース後、さらに上流を目指す。
今回より足元をモンベルのウェーディングシューズに変更しており、
トレイルグリッパーなるラジアルソールのグリップ力を確認しながらの
遡行だったのだが、自分的には評価はかなり良く、林道から入渓までの
砂利道、草地、岩場でのフェルトに対する優位性はもとより、沢歩きにおいても
ヌルの付いた岩への注意を怠らなければ軽快に遡行できるレベルのグリップ力
を持っている。あと、価格も良心的なモンベル価格で財布にやさしい。
先ほどのイワナが釣れたポイントから少し釣り上がるといい感じの
プールが見える。
右岸側を釣友が上がっており、自分は左岸側からアプローチを試みる。
開けた右岸側に比べ左岸側は大きな岩が一つ立ちはだかっていてこれを
横切らないといけない。
岩に取り付き何とか超えた。そこに右岸側の釣友が見えた途端、自分も早く
キャストしたいという焦りが出た。と今になって思い返すとそう思う。
川岸へ降りる途中どうしても1か所足の置き場がなくやむなく岩から出た
木に足を掛けた途端にツルっと行ってしまった。。。
真っ逆さまに近い体勢で落下。とっさに右手を着いた瞬間、ゴキッと嫌な感触。
手首にジンジンと鈍痛が響く(泣)。折れているか確認するため手首を回そうと
したがゴリ感がありすさまじく痛い。間違いなく折れたと確信。
急ぎ右岸側へ渡り、釣友に手首が折れたと伝える。
驚きながらも退渓ルートを探してくれ、極力足だけで林道へ上れるルートを
辿っていく。アドレナリンが出ているものの手首に痛みが響いてかなり辛い。
何とか林道に上がり、車止めまで歩いていくがそのころには手首周辺はパンパン
に腫れ上がってきており見た目もやばい状態に。
ようやく車までたどり着き、左手だけで着替えを済ませ急いで帰路へ着く。
釣友に運転を任せ、一路愛知へ中央道をすっ飛ばしてもらう。
総合病院でレントゲンを撮ってもらうと橈骨遠位端骨折とのこと。
次の日に速攻で手術となりました。
骨折部をプレートとボルトで整復。
日帰り手術でしたが麻酔が切れてからが地獄でした。
ほんの1週間ほど動かさないだけで握力が10㎏までガタ落ち。
現在リハビリしながら20㎏まで戻りましたがまだ左の半分です。
これから本格復帰まではまだまだ時間がかかりますが12月にはロッドを握りたい
と思っています。
最後に、今回釣友がいたことでかなり助けられました。単独だとどうなっていた
かわかりません。特に僻地への釣行時は複数での行動をお勧めします。
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